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七夕 [思い出]

7月7日 最後に、短冊に願い事を書いたのは子供の頃だったろうか、その願い事は思い出せない。

次に短冊に願い事を書くのは、十数年後老人会でのイベントで、「健康でありますように・・・」だろう。

短冊とは・・・・本来は、メモ用紙だった。今も七夕では笹の葉にぶら下げたりするのがその名残だ。物の本によると、「短冊」と言う言葉は平安時代からあった。メモ用紙として、古代の「木簡」に代わり使用されていた。それが歌会での題を引く「くじ」に使われたことからいつしか(鎌倉時代中頃か)和歌を書くようになったようだ。

 

こどもの頃、生まれ故郷では、七夕祭りが行われていた(実際、祭りは8月だが)。

駅前通りのアーケードの商店街では、大きな竹に、飾りつけを競い合っていた。街の大きなイベントだった。個人的に仙台・平塚の七夕祭りより盛大だろうと子供の頃は思っていた。実際のところ、仙台・平塚には行ったことはなかったが。

商店のアーケードの天井の上は、ステージになり、歌手が歌っていたことを思い出す。記憶では、グループ「サーカス」が、ミスターサマータイムを歌っていたと思う。

 

七夕は、生まれ故郷の思い出しかないのは、それだけ あの街が好きだったのだろうね。

またあの街に住みたい。

 

今、想うことは・・・・

ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
よしや
うらぶれて異土の乞食となるとても
帰るところにあるまじや
ひとり都のゆふぐれに
ふるさとおもひ涙ぐむ
そのこころもて
遠きみやこにかへらばや
遠きみやこにかへらばや

 

故郷とは、遠くにいて思い出すものである。そして悲しくうたうものである。もしも、落ちぶれて、地元ではない土地で乞食になったとしても、(決して)帰るところではないだろう。
一人で都の夕暮れに故郷を思い出しながら涙ぐむ。そんな気持ちで、遠い都に帰ろう。遠い都に帰ろう。


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whitered

おはようございます。そうですよね。七夕は七月ではなくて、八月でした。夏休みの朝、芋の葉にたまった朝露を集めて、墨をすって、短冊に書いたものです。この日は一日、七夕様のお迎えに費やしていましたっけ。
by whitered (2009-07-07 07:15) 

SAWA

故郷、、、
良い響きです、、、、

そうそう、七夕は旧暦ですよね。だから、我々の場所で8月にやるのが、正道のように思います♪
8時頃の夜空を見上げると、8月のの方が彦星のアルタイルと織姫様のベガが、一番近づいたように思ってます~

by SAWA (2009-07-07 11:40) 

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