「最後の雨} [健康]
今日も、冷たい雨が降った。
雨が街中を濡らす時、思わずこの歌を歌っていた若い頃を思い出す。
「本気で忘れるくらいなら、泣けるほど愛したりしない。誰かにとられるくらいなら、強く抱いて君を壊したい」
スナックのカラオケマイクを握り、想い出を胸に熱唱していた頃がなつかしい。
と言うことで、「雨」と言えば、傘を連想する。傘と言えば、相合い傘となる。
時代は学生時代に戻るが・・・・・
学生のアパート住まいの時代、今と違い、不便なことが多かった。携帯電話はない・エアコンもない・部屋に風呂はない。今の学生の生活は天国でしょう。
その中で、風呂だが、当然銭湯となるが、当時170円だったと思う。 タオルと洗面器を持って毎日鼻歌を歌いながら通う。
私の場合、幸運にも当時、彼女がいて、よく彼女のアパート(厳しい大家さんが居て、門から中には入れない)まで向かえに行って、一緒に行く事が多かった。
お風呂を上がると、外で待っていることになるのだが、なんとなく、かぐや姫の「神田川」の一節に似ているのだが。
雨の日は、相合い傘で帰った想い出がある。彼女のアパートに着くと、「コーヒーの一杯でも・・・」と思うが、彼女の部屋が大家さんの庭先の離れにあるため、いつも見つかる。見つかるたびに、「こんばんは!送って着ました!!」と苦笑いをしながら帰る。成り行きから傘は彼女に渡す。濡れタオルを頭から被って帰る。
私のアパートは、そこから電車で3駅、駅から歩いて10分。洗面器を帽子代わりにし雨をよけ、ひたすらアパートに向かう。
雨に降られるたびに、いつも思った・・・これが「最後の雨」であってくれ・・・。
冬は、身体は冷え切り、アパートに着くとコタツに飛び込んだ。「恋愛は修行!」「恋愛は耐えること」と、そのときから思った。
「雨」の想い出でした。
おはようございます。歌の方は知らなかったのですが、いい歌ですね。声がきれいです。『神田川』のような情景は、私にも覚えがあります。若い時って苦労すればするほど、熱愛しているのだという錯覚をしてしまいますね。
by whitered (2009-02-26 09:39)
雨をテーマにした曲って、エモーショナルですよね。
題名に「雨」は使われていませんが、
『雨は壊れたピアノ・・・』という歌詞で始まる
稲垣潤一の「バチェラーガール」をよく聴きました。
by terazo (2009-02-26 10:25)
To whiteredさん
若いときは、怖いもの知らずで走り続けたものです。
そのパワーが懐かしく思えますよ。
by masayuk (2009-02-26 23:52)
To terazoさん
「雨は壊れたピアノ」・・・いい一節ですね。
聴いてみます。
雨は感情を表現するには、いい題材なんでしょうね。
名曲はたくさんありますね。
by masayuk (2009-02-27 00:00)