ナイトドクター [健康]
本格的な春を迎えるようになって、気持ちも春へとなっていく今日この頃です。
とかなんとか言いながらも 本当に日々暖かさが増してきているようだ。
庭の芝桜も一部満開となっている。
そして、夜の世界の満開も続く・・・・・
とは言っても、私は昼の世界なので たまに訪れる夜の華の詳細はわからない。
それはどうでもいいが・・・・一昨日の晩は久しぶりに 静かな夜を迎えた。
21時頃、職場の駐車場で車に乗り込み帰宅をしようとした。ふと空を見ると、夜空が綺麗だ!
シートを倒して、ムーンルーフから見る星空は美しい。何も考えず数分間ボーっとしていた。
突然、携帯の着信音「ERのテーマ」が鳴った。携帯のディスプレーには、昨晩のスナックのお姉さんの番号が映し出されていた。
飲みに来いの誘いかぁ・・・・
「も~しも~し・・・」
「こんばんは・・・・・」
「こんばんは〇〇ちゃん!」
「あの~夕方から熱が出て辛いの」
「病院へは行ったの?」
「行ってません。大丈夫と思って仕事へ出てきたのだけど、結構つらいんです。」
「薬は飲んだの?」
「薬局へ行ってないので・・・・・」
「それじゃぁ~ 今からでも仕事休んで、帰りに薬局寄って 薬を買って 早く寝ることだなぁ~」
「は~い わかりました。」
携帯は切れたが・・・・しばらく考えたが・・・おそらく 仕事休まないだろう!!!!
しょうがない行くか!!!
と言うことで、お店へ向かった。
お店のドアを開けると 案の定、その彼女は仕事を休まず カウンターのところの椅子にボーっとして座っていた。
「やっぱり帰っていない!!!」
「・・・・・・・・・・・・」
店の奥側のブース席に通され、彼女の来るのを待った。
数分後、彼女はテーブルに付いた。
念のため、私はバッグから体温計を取出し計測!
「37.5℃」・・・・んんんん ちょっとあるなぁ。
聴診器を取出し、胸元を空けてドレスアップした彼女の胸に聴診器をあてようと思ったが・・・・・・
周りのお客さんに、飲み屋でドレスアップしている女の子に聴診器をあてる変なおじさん!!変態者に思われるので これは止めた。
結局、解熱剤を飲ませ、少し予備に薬を置いてきた。
その後、結局 キープしたボトルで乾杯!!!午前様になる。
夜の緊急出動も・・・・結局のところ、ボランティアになり、アルコール摂取代をしっかり払って帰った。
ナイトドクターの往診は、お帰りは代行!!!!でした。