恋の放浪 [健康]
小さな居酒屋のカウンターで、英字新聞を見ながら焼き鳥をツマミにバクハイ(ウィスキーをビールで割ったもの)を飲む。全く似合わない光景だ。
何で英字新聞か!!簡単なことだ!・・・・居酒屋に一人で入って飲んでいても、何となく間が持てない。店内には雑誌はおろか新聞もなかった。しかたないので自分のバッグの中を探ると、英字新聞が入っていたということだ。
週刊英字新聞「〇〇Weekly」は、1週間で読み終えることは今までにない。めんどうなものだ。だが、ないと何となく寂しい気がする。
まぁそれはどうでもいいことなんだが・・・・
ということで、ちょっといい気分で居酒屋を出たのだが。
2~3分歩いたところに、スナックが何店舗がある。
何となく、入ってしまった。
そこからが物語の始まりだ。
お店には、40歳過ぎの女性と30歳前後の女性が2人程いた。
奥のブーステーブルに通された。
銀座のクラブのように、大きなフロアーがあるということでもなく、4組も入るといっぱいって感じだった。
すぐに、お店のママさんがあいさつに来た。ここのママさんは、以前、何度か行ったスナックのチーママで、何年か前に、独立して開店したとのことだ。
いずれにせよ、あまり地元でスナックへは行かない私なので、誰がママで、誰がその下なんてあまり関係のないことなんだが。
そんなことで、ママさんと 今の不景気状態に関して、お互いに納得しながら会話が進んだのだが。
間もなく、お店に女の人がテーブルについた。
特に、これと言った話もなく、冗談言って笑わせる気力もなく。取り合えず時間つぶし程度に たわいもないことを話して1時間くらいで退散した。
清算をしたのだが、ボトル1本をキープしておいたが、さすがに料金は銀座の10分の1くらいた。と言っても、銀座で私が支払をしたことは今まで一度もない。いつも、先輩先生か その先輩についてきた業界の人が支払っていたのだ。
自宅に戻り、風呂入って のんびりとしていたのだが、ふと自分のスマホをみると、お店の女性の携帯番号が登録されていた。
さすが 夜の人はすごいものだ。気がつかないうちに登録とは・・・・。まぁ~確かに、私のスマホを持って何かやっている数分間はあったのだが・・・・。
特に、弊害になることもないので、消去もしないでそのままにしておいた。
が、そこが 問題と言うか いいというか 面白いというか 事が始まってしまった。
とりあえず、続きは次回に・・・・・。