ピエロ [音楽]
私が、高校を卒業して、大学に進学するその中間に、空白の期間があった。それは社会的に存在があやふや身分だった・・・・いわゆる浪人だ。
勉強も、ろくにやらなく歯車が空回りしている時期だったのだろうか、楽しさも思い出も何もないようか気がする。
一つだけ記憶にあるのが、キグレサーカスの水戸公演だ。大きなテントが水戸駅の近くの公園の一角に建てられていた。
笑いと驚きの空間って感じだったのだ。私にはその公演を見るこころのゆとりはなかった。
が、後で知ったことは、そのサーカスでの公演中にピエロが綱渡りで転落死をしてしまったことだ。
後に、その実話が映画「躍べ イカロスの翼」となった。さだまさしが主演、主題歌(道化師のソネット)を歌う。
夢と笑いを与えたスターピエロの死は、大きな衝撃だった。
「笑ってよ 君のために・・・・笑ってよ 僕のために・・・」
私にとってのピエロと言う言葉は、自分自身のことを言うのかもしれない。
「笑わすだけのピエロ」・・・・いわゆる三枚目なんだろう。いつも主役が他にいる。いつも主体が他にある。
どんなに頑張っても、想っても・・いつも脇役だ!
それが自分なんだなぁ
・・・・私の恋愛遍歴は、いつもピ・エ・ロ・・・・
おはようございます。さだまさしさんのこの歌は知っているのですが、この歌の背景に悲しい物語があるのは、知りませんでした。masayukさんは、自分の人生をゆっくりと振り返っておられるのですね。
by whitered (2009-07-13 07:20)
私もその歌は知っておりましたが、、、
その歌に、そんな悲しいできごとがあったなんて、、。
寂しいピエロ・・・
でも、脇役って素敵だと思っております。
by SAWA (2009-07-13 15:13)
よくロック・バンドでは、ボーカルが主役で、
ギターは脇役、みたいなところがありますよね。
でも、ギターが主役だと思ってる観客もいるし、
主役&脇役、どっちが欠けても成り立ちませんよね♪
私は、絶対ギタリスト(脇役)の方が好きです!
by 猫パンチ (2009-07-13 15:29)