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チームバチスタの栄光 [医療]

昨晩で、医療ドラマ「チームバチスタ」が終了した。

ドラマでは、結構、リアルに術の状態を紹介している。

バチスタだが、ドラマの中で説明が頻繁に入っているが、以前、医療ドラマ「医龍」でも取り上げられているので、結構、耳慣れた言葉になってきていると思います。

バチスタだが、拡張型心筋症に対する手術術式。

拡張型心筋症・・・・心臓の細胞が変化し、特に心筋が伸びてしまう心疾患。その結果、左心室の壁が伸びて血液をうまく送り出せなくなり、うっ血性心不全を起こします。左心室の血液を送り出す力は、心臓の壁が薄く伸びるほど弱まるので、心筋の伸びの程度で重症度が決まってきます。

原因としては、ウイルス感染、遺伝子異常、免疫系の異常、アルコールのとりすぎ、妊娠などが関係しているらしいことがわかっています。

治療法・・・・特発性拡張型心筋症の根本治療としては現在は心臓移植しかないとされる。 バチスタ術は、ブラジル人医師バチスタ氏によって考案されたものですが、研究・案件が心臓移植に比べると、まだまだ少なく、不確実な手術であることも事実。術後、左心房の再拡大が見られる場合もある。あくまでもバチスタは心臓手術の代替手術と認識されている。

ドラマ「チームバチスタ」でも、重度の拡張型心筋症患者を診て、医師が「バチスタ術では救えないかもしれない。」と言っている。進行性の疾患のため、いわゆる心臓移植でないとどうしようもないということだ。

日本でのバチスタ術のはじめは、12年前、現在、湘南鎌倉総合病院院長の須磨久善先生と、磯村正先生でした。須磨先生は、このドラマ「バチスタ」の医事監修を行っている。また、「医龍」での主人公朝田医師のモデルでもある。

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ともあれ、数年前までは、死も待つしかない疾患が、「生きる」希望が見えてきている。医学の進歩はめざましい。どんな疾患でも、治る時代が来るかもしれない。

医学は、疾患との追いかけっこでしょう。その病気が発生しないと、治療方法が考案できない場合が多い。これから来るであろう新型インフルエンザ、これもまた、新型対応ワクチンが効くのか効かないのか実際に、感染しないとわからないかもしれない。

パンデミック状態は避けたいところです。現在、WHOでのパンデミックインフルエンザ警報フェーズ は、1~6段階で、「3」です。

 


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